矯正治療に関するご質問
- 費用はどれくらいかかりますか。
- 矯正治療期間はどれくらいかりますか?
- 50歳以上でも矯正できますか?
- 矯正装置は痛くありませんか?
- 乳歯の受け口は治療が必要ですか?
- 装置が入っても歯磨きできますか?
- 食事や歯みがきは、普通でいいんでしょうか?
- 矯正中、普通にごはんは食べられますか?
- 子供の矯正は何歳で相談したかいいですか?
- 歯を抜かなければ、治療はできませんか?
- 歯みがきは、今まで通りできますか?
- 舌側矯正を表側矯正と比較した場合どうですか?
- 裏側の矯正は表側より時間が長くかかりますか?
- むし歯や歯周病にかかっていても、矯正できますか。
- 前歯の隙間がが部分矯正で治りますか?
- 笑うと歯茎が目立っってしまうので矯正できますか?
- 取り外しの出来る装置で治療できませんか?
- 矯正治療をすると虫歯なりやすいですか?
- 矯正治療の後にもとにもどることはありますか?
- 通院期間はどれくらですか?
- セラミックの歯やブリッジがありますが、矯正できますか?
- 装置が入っても、運動はできますか?
その他のご質問
- 治療の費用のこと
- 歯並びや噛み合わせが悪くなるのはなぜですか?
- 乳歯だけの時でも治療が必要ですか?
- 何歳頃から、相談したらよいでしょうか?
- 大人でも治療できますか?
- 認定医、指導医って何ですか?
- 治療の期間はどのくらいかかりますか?
- 歯ならび改善のため、歯を抜くことありますか?
- どのくらいの間隔で通院するのですか?
- 治療をはじめるにはどうしますか?
- 目立たない方法で治療できますか?
- 治療中に、転勤になった場合はどうなりますか?
- 医療費控除は?
- 装置をつけて、発音が不明瞭になりませんか?
- 装置をつけることで、いじめられたり、からかわれたりしませんか?
費用はどれくらいかかりますか?
矯正治療は原則として保険がきかず、特殊な治療を除いて、全額自費負担になります。支払い方法にもいろいろありますのでお気軽にご相談してください。
矯正治療期間はどれくらいかりますか?
症状により期間は異なりますが本格的な治療においては月1回の来院で1、3年間の治療後、半年から1年くらい後戻りを防ぐための保定装置を入れて完了となります。
矯正装置は痛くありませんか?
感じ方は人により異なりますが、2〜4日くらい歯が浮いた様な状態になり、すぐに慣れます。
乳歯の受け口は治療が必要ですか?
噛み合せや顎の状態でも変わってきますが、矯正装置が使用可能であれば治療は可能です。受け口の状態ですと上顎の前方への成長抑制する場合も多く認められます。
装置が入っても歯磨きできますか?
もちろん!こちらではまず、装置の入っていないお口の状態のブラッシングを徹底する様に衛生士が指導します。 装置が入った後もそれにあったブラッシング指導を行いますので心配はありません。
矯正中、普通にごはんは食べられますか?
装置が入って当初は咬みにくいですが、2〜4日もすればすぐに慣れます。 ただし装置を壊すおそれのあるもの(ガムやキャンディー等の粘着性のあるもの ・硬いもの)は避けましょう。
子供の矯正は何歳で相談したかいいですか?
不正咬合に気づいたら、すぐに相談しましょう。治療開始時期は、症状によりもよりますが受け口や歯の生え方の異常の場合、早期治療する必要があります。
また、一般の歯科医院では異常の認識が難しい場合があります。少しでもおかしいなと思ったらまずは専門医に相談してください。
50歳以上でも矯正できますか?
もちろん矯正はできます。最近は大人で矯正する人が増えています。年齢に制限はありませんが、ただ低年齢ほど条件がより有利になります。
歯を抜かなければ、治療はできませんか?
歯を後ろにずらす、あごを広げるなどの装置を使って抜かない方法での治療方法もあります。
ただ、抜かない方法には人により限界とリスク(きれいなラインが作れない、歯が不安定に動きやすいなど)があるので精密検査結果を元に治療方法をご説明し、患者様にお選び頂いております。
舌側矯正を表側矯正と比較した場合どうですか?
舌側矯正ののよさは目立たないことでしょう。ただコスト的に割高になることや、装置付けはじめのころは、話しづらいなどのデメリットがあります。
最近は表側の装置も以前より目立たないものがでてきております。実際に患者様に見て頂き、その特徴を説明いたします。
裏側の矯正は表側矯正より時間が長くかかりますか?
歯が動く速度には個人差があります。ただ、裏側からの矯正治療の場合、治療期間が長くなる傾向があります。
歯や歯周病にかかっていても、矯正できますか?
事前検査を行い、むし歯や歯周病がある場合、先に必要な治療をすませてから矯正を行います。
前歯の隙間が部分矯正で治りますか?
部分矯正で治せるかどうかは、色々な判断が必要です。ぜひ一度ご相談していただくことをおすすめします。
セラミックの歯やブリッジがありますが、矯正できますか?
いずれの場合にも矯正治療には問題ありません。ただ、セラミックなどの差し歯の場合、矯正治療前に合わせて作ってありますので、矯正治療後には、作り直すことになるかもしれません。
笑うと歯茎が目立っってしまうので矯正できますか?
2〜3mm程度でしたら従来の矯正治療のみで上の前歯を上方へ移動することで矯正できます。
取り外しの出来る装置で治療できませんか?
主に成長段階にあるお子様に使っていただいております。顎の骨が完全に成長してしまった成人の矯正治療にはあまり使用されません。目立たない矯正装置等もございますからご希望をお伝えください。
矯正治療をすると虫歯なりやすいですか?
患者様に応じたブラッシング方法の指導やおおよそ1ヶ月に一回程度のクリーニングを行うためむしろ虫歯にならないようです。
矯正治療の後にもとにもどることはありますか?
1年〜2年位、歯が動かないようにきちんと保定装置を付けていれば、外した後も戻ることはありません。
通院期間はどれくらですか?
動かす期間の場合は、4週間で1回程度。取り外し式の装置などは、2〜4ヶ月に1回程度です。
食事や歯みがきは、普通でいいんでしょうか?
矯正装置によっても多少の違いはありますが、ガムや硬いもの以外の普通の食事であれば特に問題はありません。装置をつけているのでみがき方の指導をいたします。
装置が入っても運動はできますか?
激しいスポ−ツでは、くちびるの裏側を装置で傷つけたり、装置をこわすおそれがあります。 あらかじめ歯科医師とよく相談してください。
装置をつけて、発音が不明瞭になりませんか?
最初はすこししゃべりづらくなりますが、慣れれば普通にしゃべれるようになります。 逆に周囲の機能が正常になり、発音がよくなる場合もあります。
歯みがきは、今まで通りできますか?
汚れがつきやすいので、指導方法で、今まで以上にていねいにみがきましょう。
装置をつけることで、いじめられませんか?
矯正治療は普及しましたので、装置をつけていることで、からかわれることはほとんどありません。
目立たない方法で治療できますか?
歯の裏側へ装置をつけて、外からはほとんどわからずに治療する方法があります。また乳白色や透明な装置もあります。
ただ、どの症状にも応用できるわけではないので、費用および治療期間は余分にかかります。 よく相談して判断してください。
治療中に、転勤になった場合はどうなりますか?
転居先の先生をご紹介します。 治療を継続していくために必要な資料を作成しますので、早目にお申しください。
歯並びや噛み合わせが悪くなるのはなぜですか?
遺伝的なものもあります。 また、指しゃぶりなどの癖やむし歯などで歯を抜いたままにしたことが原因で後天的に歯ならびを悪くすることもあります。
また、食生活の変化により、アゴの骨が十分に発育しないので、歯ならびを悪くする傾向にあります。扁桃腺・アデノイド・アレルギ−性鼻炎などで、口を開けて息をするために起こると考えられる不正咬合もあります。
乳歯だけの時でも治療が必要ですか?
上下のアゴの骨のバランスが悪い場合、特に受け口や下のアゴが左右に曲がっている場合、乳歯列でも矯正治療することがあります。
また指しゃぶりなどの悪い癖によって起こる不正咬合の場合にも、できるだけ早く原因を取り除くために治療することがあります。
いつ頃から相談したらよいでしょうか?
症状によって、治療開始時期がちがいますので、気づいた時点で、なるべく早くご相談されることをおすすめします。かかりつけの歯科医院がありましたら、まず歯科医師に相談ください。
大人でも治療できますか?
基本的には高齢の方でも、矯正治療は可能ですが、むし歯や歯槽膿漏が治療されて、健康な口の中である必要があります。
また、子供に比べ、骨が硬く、歯の移動が遅くなります。さらに、アゴの成長発育を利用できませんから、矯正治療のみでは限界となることもあります。その場合、アゴの骨の手術による手助けをかりることもあります。
認定医、指導医って何ですか?
●日本矯正歯科学会認定医制度にもとづくものです。 矯正歯科医療に関し、適切・十分な学識と経験を有する歯科医師を学会が認定します。
学会が指定する研修機関(大学病院等)において、5年以上の矯正歯科臨床経験を持ち、学会の審査に合格したものが「日本矯正歯科学会認定医」となります。
さらに12年以上矯正歯科診療に専従し、研修機関にて3年以上の教育・研究にあたったものが「指導医」となる資格を持ちます。 97年1月現在、認定医が1,670名を越え、そのうち420名強が指導医です。
治療の期間はどのくらいかかりますか?
症状や年齢によって違います。 永久歯列で、上下のアゴのバランスに大きな問題がない場合、ふつう2年〜3年くらいで、その後1〜2年ほど後もどりしないように、保定する期間が必要です。
子供の受け口や出っ歯の場合には、第1段階の治療(上下のアゴのバランスを整える)を1〜2年、第2段階の治療(永久歯の歯ならびでの仕上げ)を2〜3年、おこなうこともあります。
矯正治療は永久歯が全部きれいにならび、アゴの成長発育が落ち着いてはじめて終了となります。その間、必ずしもずっと装置が必要なわけではありません。
治療の費用のこと
矯正歯科治療は、唇顎口蓋裂を含む先天異常(全病名ではありません)の方や顎変形症(アゴの手術を伴う重度な方)の場合には健康保険が適用されますが、それ以外の矯正治療は健康保険が適応されず、自費の支払いとなります。
費用は症状・治療内容により異なり、また地域によっても異なります。 相談や治療計画の説明の時に、納得のいくまでおたずねください。
歯ならび改善のため、歯を抜くことありますか?
歯の本数を減らすかどうかの判断は、矯正専門医にとって非常に重要な判断です。なるべく抜かなくても治療できるものはありますが、条件によっては抜歯した方がよいと判断する場合の方が多いのが現状です。
そのためには、まず専門医による検査と診断が必要です。検査の項目は、・上下歯列の型を採って模型をつくり、歯並びの凸凹の程度を調べる、・矯正歯科独特の顎顔面全体のレントゲン写真を撮影し、顎の骨の大きさや形、歯の萌出方向や位置を調べる等があります。
これらの諸データに審美的な要素や患者さんのご希望も加味し、総合的に判定することになります。 歯を抜くこと自体は、私たち歯科医にとっても大変残念なことなのですが、残った歯によって形成される噛み合わせは機能と審美性をより高めることが出来ますし、抜いたところの隙間が残ることもありませんのでご安心下さい。
かえって無理に歯を残す方法を選択すると、後戻りなど弊害が出る場合もありますので、事前に担当した専門医に十分な説明を受けて下さい。
どのくらいの間隔で通院するのですか?
口の中に装置が入った場合、通常3〜4週間に1回程度です。 歯や骨の反応を確かめて、安全確実に治療するためです。
第1段階の治療のあと、歯の生え代わりを観察する期間や、保定する期間では、3〜6か月に1回の通院となります。 予約日を守ることは、早く治ることにつながります。決められた通院日には、忘れず来院しましょう。
治療をはじめるにはどうしますか?
まず、初診相談となります。顔や口の中を診査して、診て感じたことと、矯正治療の一般的な話や注意事項等をお話して、納得いただければ、検査の予約となります。
検査は、歯型(模型)、顔やアゴや歯のレントゲン写真、口の中と顔の写真をとり、その他必要な資料を採ります。 後日、それらの資料をもとに総合的に診断した結果の説明を行います。問題点を提示し、いつの時期に、何を目標に、どのような装置で治療するか、また費用についても説明します。
医療費控除は?
発育段階にある子供の成長を阻害しないようにするために行う不正咬合の歯列矯正のように、歯列矯正を受ける人の年齢や矯正の目的などからみて歯列矯正が必要と認められる場合の費用は、医療費控除の対象になります。
しかし、同じ歯列矯正でも、容ぼうを美化したりするなどのための費用は、医療費控除の対象になりません。 国税庁タックスアンサー(税金相談)から引用(URL:http://www.taxanser.nta.go.jp/1128.htm)
このカテゴリの記事一覧
- あなたの見ているこのページは:治療の原理です。